人と関わる力を育む縦割り保育
縦割り保育
当園では、縦割り保育(3・4・5歳児が一緒のクラス編成)を行っております。
少子化が進んだ昨今、兄弟愛、姉妹愛を知らずに育つ子どもが多くなりました。
幼稚園では、たくさんの兄弟姉妹がいて、もまれながら育つような環境作りをしています。
その中でがまんすることや人に親切にすることができるようになっていきます。
横割り保育
保育内容に応じて、年長・年中・年少に分かれた横割り保育(同じ学年によるクラス編成)になります。
木曜日は一日、横割りで過ごします。ここではまた新たな友だち関係が生まれます。
木曜日に限らず、製作の時間も課題によっては、横割りで行うことがあります。
満3歳入園児は年少のクラスに入ります。
縦割り保育のエピソードつくしの会だよりより抜粋
ことりの部屋の年少さんは、どの子もアイドル的存在。上の子が良く面倒を見てくれます。理不尽なことがあったとしても、嫌な顔一つせず年少さんに付き合ってあげる優しいお兄さん、お姉さん。そんな年中さんや年長さんの支えがあるからこそ、年少さんは安心して過ごす事が出来るのだと思います。
製作やお弁当の時間には、自分の支度より先に下の子のお世話を優先させる年長さんの姿が自然と見られます。保育していく中で素敵だなと思う瞬間です。
縦割りの日、子どもたちは朝から元気いっぱいです。静かな部屋もあっという間に賑やかになり1日が始まります。歌が大好きな子が多く、年少さんも一生懸命歌います。初めて聞く曲もお兄さん、お姉さんの口元を見ながら歌おうとします。しかし、年中さんと年長さんも負けてはいません。「赤組さんのお歌の声がよく聞こえます。」と私が言うと負けるまいと、さらにヒートアップする年中さん、年長さん。負けず嫌いな子が多いのですね。(ことりのへや担任)