保育の特色
当園はキリスト教精神に基づく保育を行っております。
聖歌を歌い、聖書の御言葉を唱え、手を合わせてお祈りをする生活を通して、子どもたちは「神さまが私たちのあるがままを愛してくださっていること、目には見えないけれどいつもおそばにいて見守っていてくださること」を知ります。
神さまの大きな愛につつまれて、保育者や仲間とかかわり合い、その中でさまざまな経験を積み、心と体を育てて行きます。
保育方針
幼児期は心が健やかに育つのに大切な時期です。
エンゼル幼稚園の子どもたちはたっぷりと取った遊ぶ時間の中で、実際に見たり、聞いたり、さわったり、泣いたり、笑ったりとたくさんの体験をします。
「やっていいこと」「やってはいけないこと」、「言っていいこと」「言ってはいけないこと」は全て遊びの中で学んで行きます。
聖歌を歌い、祈る生活を通して、神さまがあるがままの自分を愛してくださることを知り、自分自身と他者の幸せを祈り、感謝する気持ちが芽生えます。
遊びとキリスト教保育を通して、豊かな感性を持つ子どもに育って行きます。
一方、私たち大人は、子どもたちの力を信じ、根気よく忍耐強く、その成長を待つことが大切です。
子どもたちが心と体の根っこをしっかりと張り、自分の足で立ち、これからの長い人生を生きていく力を育てていけるよう、保護者の皆さまとご一緒にお子さまを見守っていきたいと願っております。
保育目標
教育基本法、学校教育法をふまえ、キリスト教精神を柱に次のことを教育目標としています。
- 広い園庭で体を使って遊び、健康な体を作る。
- 自然と触れ合って遊び、様々な発見をし、感覚を豊かにする。
- 縦割り保育で年齢の異なる友だちと関わり、我慢することや親切にすることを経験する。
- 自分の思いを言葉で表現し、人の話を聞こうとする意欲や態度を育てる。
- 個性を好ましい方向に伸ばし、創造性を豊かにする。
- 神さまと人に感謝する心を育てる。
保護者の集い「つくしの会」
生涯にわたる人間形成の基礎を培う幼児教育において、家庭との密接な連携は不可欠です。そこで毎月1回、幼稚園と保護者の交流の場として「つくしの会」を設けています。
主な内容は司祭によるキリスト教についての話、園長による保育報告、育児・教育などに関する話です。保護者の皆さまの子育ての悩みを一緒に考えたり、その楽しさ、喜びも分かち合います。